ドラムスクールの料金の相場と、入会費やその他にかかる費用とは?

2020年の某感染症の流行を皮切りに、日本ではミュージックスクールに入会する人は飛躍的に増えたようです。

数ある楽器の中でも大人気の楽器の一つに“ドラム”が挙げられる。

しかし、ドラムスクールに通うにも「家にドラムが無い」であったり「どれぐらいの費用がかかるのか?」という初歩的な疑問もあるでしょう。

こちらの記事では、ミュージックスクールを9校のドラム講師を経験した私から、まずは費用面から解説しよう。

ドラムスクールの受講時間は1時間が基本!その1時間の値段の相場は?

結論としては、ドラムの受講料は1時間5000円代が相場です。

ドラムに限らず、ミュージックスクールの科目において1レッスンというのは基本1時間が普通です。

※ただし準備やスタジオ(レッスンを行うスペース)の入室・退出の準備でレッスン自体は50〜55分ほどという認識が正しくなります。

したがって料金としては1時間で5000円以下なら安い、6000円を超えると高いを基準にするとわかりやすいでしょう。

この価格はあくまで一般のミュージックスクールを基準にしております。

大前提として1時間5000円代というのはあくまで一般的にミュージックスクールの話です。

つまり音楽大学や音楽の専門学校などのレッスンの時間単価はもっと高いでしょう、他にも非常に有名なミュージシャンがレッスンをしてたりすると当然料金は上がるでしょう。

4400円のシアーミュージックの料金は良いのか?

全国区の大手ミュージックスクールである、シアーミュージックのドラムレッスンは4400円(税込)です。

シアーミュージックのドラムレッスンの内容そのものは今回は置いておき、値段に関しては普通だと思います。

というのもシアーミュージックは45分で4400円(税込)です。

先述の1時間5000円代と比較して、決して高い料金ではありません。

YAMAHA(ヤマハ)音楽教室はいかがだろうか?

最大手とも名高いヤマハ音楽教室ですが価格としては以下のようになっております。

・初心~初級者11,000円/月(3回)

・初級~中級者12,100円/月(3回)

・中級~上級者13,200円/月(3回)

こちらは初級や上級などによるレベル感で価格が変わるようですが、初級からなら30分3666円となるので1時間5000円代が相場となると若干割高というところでしょうか。

今回は値段が相場価格5000円代に対してどうかという視点で記しておりますので、細かなサービス内容との比較はしておりません。

この価格を一旦の目安としていただければと思います。

レッスン料以外の入会費・休会・設備使用料などの費用はどれぐらいなのか?

ここではレッスン料金以外にかかる費用について解説します。

理想的には

“レッスン料以外の料金は全て無し”が良いです。

そんなところあるのかというと全然あります現在私が所属しているミュージックスクールは全てレッスン料金以外はかかってきません。

したがって一見レッスン料が安いように見えてもレッスン料金以外に色々かかってくるミュージックスクールは、その料金も込み込みでトータル的に1時間6000円を超えないかどうかが見極めのポイントとなるでしょう。

スケジュールが都合が合わせやすかったり、融通をどれだけ聞いてくれるかが料金より大事!

 

数百人にドラムを教えてきた私の経験でいうと、ドラムを習いたいと思い申し込んでくる大人の方はほとんどの人は定職に就き普通に働いている方がほとんどで、意外にもバイトの若い人などは少ないです。

つまりはドラムを習う方は結構忙しい人が多い印象がありました。

これを読んでいる貴方も、実家にゴロゴロしてずっと暇というわけではないと思います。

この前提だとスクールが生徒にどれだけ都合を合わせてくれるかが重要になってきます。

キャンセルはどのくらい前から不可になるか

仮に貴方が18時に仕事が終わり19時からレッスンを受けるとします。

これを月に2回行うとして、100%その予約が出来たとしても仕事が伸びたり、体調不良だったり様々な事情でキャンセルせざる得ないことはあるでしょう。

この時にスクールや講師の事情があるにせよ1週間以上前からキャンセル不可などになるとかなり厳しいでしょう。

当日キャンセルOKというのはまず無いと思いますが、3日前ぐらいまでならOKというのが理想的だと思います。

振替レッスンがどれぐらい猶予があるか

また、変更がある程度融通を効かせてくれるとして、振替のレッスンがすぐに実施しないと

すぐにレッスンが消滅してしまうケースは少なくありません。

こうなってくると、どんなに安くても意味がありません!

逆に言うと忙しい人なら若干高かったとしても生徒のスケジュールをかなり配慮して貰えるならばその方がよっぽど良いでしょう。

振替レッスンは概ね翌月中に消化するが普通

振替レッスンが永遠に引き伸ばせることは無く、多くのスクールが翌月中に実施しないと消滅するルールが多いです。

つまり月に2回の契約の場合、1回をキャンセルし振替にしたとすると、翌月は3回レッスンをするということで、このタイミングで翌月を一回減らしたりの回数調整は出来ないようになっていることが多く、逆にここの融通を効かせてしまうとスクールとしては運営が成り立たなくなります。

グループレッスンは少し安いけど、やっぱり個人レッスンの方が良い?

大手のミュージックスクールには個人レッスンとグループレッスンという枠を設けていることがあり、当然グループレッスンの方が単価は安いわけです。

ただし、ここはほぼ100%マンツーマンレッスンの方が良いと思います。

これは他の教室、例えば料理教室や筋トレのジムなどならまた話は別なのかもしれませんが、ドラムのレッスンになると一人一人のレベルの以前に知っている音楽や感性など、全てにおいてバラバラで全くもって意味がないと言っても過言ではありません。

先述の料理教室で例えるならば、一般的な料理教室に来る人は概ね日本で食べられる料理は知っており、フライパンや包丁などの道具も技術に差があれど役割は知っている人達が集まると思います。

これが音楽に関しては文字通りバラバラとなり、料理教室に集まる人が1人は無人島で育った人、1人はアメリカの大金持ちに育った人、1人は日本で育った人ならどうでしょう?一人一人の食文化が違いすぎて話になりません。

このようなあり得ない状況も、音楽のグループレッスンとなればこのような状況に近しいものとなり、

結果一人一人に価値を提供できないシステムになっております。

2名のグループレッスンでも非常に厳しかった話

上記のように、グループレッスンは絶対的におすすめしない私ですが、かく言う私もグループレッスンの講師をやった経験があります。

グループと言っても2名のレッスンでその2名は、10代の男の子2名でその2名は友人通しと言うグループレッスンの中でもとてもやりやすい状況です。

しかし、同世代の学生(しかも友達)というこれ以上とないほどの近い環境の2人でもやはり音楽的趣味思考や、レベル感は大きく違いました。

結局この2人の男の子は私から両親に相談し、一人一人に分けて個人レッスンをするようにしました、そうすることでグループレッスンとは比較にならない成長を遂げました。

これが知らない人同士のグループレッスンとなるとレッスンの進め方などは難航するのは明白で、個人的にはやはり多少高くてもマンツーマンをお勧めします。

 

まとめ、基準はあくまで基準、良かったと思ったらそこに行きましょう!

冒頭述べた通り、ドラムレッスンの料金の相場は1時間5000円代でしょう。

ここで重要なのは細かい値段よりも…

・体験レッスンが自分にとって良かったかどうか

・通いやすい場所か

・スケジュールが合いそうか

などなど総合的に考えて、くれぐれも

これらの条件が良いにも関わらず微妙に安いところを選ぶなんて判断はしないことをおすすめします。

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